松山市が産地化を目指すアボカドの認知度を高める「第1回日本アボカドサミット」が26日、愛媛県松山市湊町7丁目の松山市総合コミュニティセンターであった。県内外の約900人が専門家による講演や試食を通じ、「森のバター」と呼ばれ美容や健康の分野で注目を集めるアボカドの魅力に理解を深めた。
 まつやま農林水産物ブランド化推進協議会が主催。松山市ではかんきつ類の転作作物の一つとして、少ない労力で収益が見込めるアボカドの産地化に力を入れている。
 会場ロビーではアボカドを使った料理の紹介や松山産アボカドの試食などがあり、来場者は濃厚な食感を味わった。講演会では日本熱帯果樹協会の米本仁巳代表理事らが登壇し、国産アボカドの将来性などを語った。